消防法では、一定の防火対象物(建物等)の関係者(所有者、管理者、占有者)に、消防用設備等の点検報告を義務付けています。
この緑色のシールは何かご存じですか。
これは、建物(劇場、飲食店、店舗、病院、社会福祉施設、学校、事務所等)に置かれている消火器や非常ベルなどの消防用設備等に貼られている、点検済票(ラベル)といって、消防用設備等点検済表示制度に基づき各都道府県の消防用設備等点検済表示管理委員会の審査によって一定の条件を満たしている「表示登録事業者」により、点検が適正に行われたことの「安全安心の証」として貼付されているものです。
宮崎県では一般財団法人宮崎県消防設備協会に管理委員会が設置されており、現在158の事業所が登録しています。
消防用設備等点検済表示制度
消防用設備等の点検実施者が法令に基づく適正な点検を行った証として、点検済票(ラベル)を消防用設備等に貼付することにより、点検実施者の責任を明らかにするとともに、防火対象物の関係者の適正な点検の励行に対する認識を高め、消防用設備等の適切な維持管理の徹底に寄与することを目的として、全国統一的に実施している制度です。
当協会の表示登録事業者について
- 点検に必要な国家資格をもったプロフェッショナルがいます。
- 適正な点検に必要な機器工具を完備しています。
- 点検業務に起因する事故が発生した場合に被る損害賠償責任保険に加入しています。
- 点検を実施した消防用設備等のうち、不良個所のないものには、点検済票を貼付します。
また、不良個所のあったものについては、その改善方法、措置内容をご説明します。 - 消防設備等に係る講習や研修等に積極的に参加し、点検に係る知識や技術の習得に努めています。
点検済票(ラベル)のメリット
- 点検日、点検内容、次回の点検時期がわかり、設備の維持管理の徹底が図れます。
- 点検実施者の責任が明確になり、適正な点検が期待できます。
- 「安全・安心の証」として建物利用者に安心感を与えます。
消防用設備等点検事業者の皆様へ
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